Log of ROYGB

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支払いは計画的に

http://backentrance.net/archives/200611/20061107210750.htmlにある「欲しがっても持てないもののなんと多いことか」の以下余談で書かれている家計の管理に関する話について。

我が家では近頃現金の管理を僕がしているのだけど(奥さんは使った分だけの僕に請求する制度)、用途があらかじめ判明しているものについては現金を先渡ししておくこともある。
先日も「髪を切りに行くお金がかかるのでちょうだい」と言われてお金を渡しかけたのだが、いや、ちょっと待てと。
「髪を切りに行くお金がない」って言われて現金渡すの今月4回目じゃないか?
何メートル散髪するつもりなんだ。
確認したところ、以下のような仕組みになっているのが判明した。
 
まず、美容院代として現金を受け取る
→子供の菓子、日用品など小さな買い物をする
→お金がなくなった分を美容院代で貰った金から補填する
→美容院代が足りない
→髪を切るお金を再度請求


個人の家計の話ではあるのですが、役所の裏金問題にも似ているかなと思いました。名目上の用途と実際の使い道が違ているからです。でも家計の場合は当事者が了解していれば適当でもかまわないわけですが。

用途が正当なものであれば、名目がなんであろうとかまわないという考え方もできます。でも家計簿などで項目をわけて記録している場合などは困るかも。リンク先の場合は4回目でやっと気づいたということなので、たいした管理はしていないことがうかがわれます。あと、使った分をその都度請求という方法だと計画性が養われないのではないかと思いました。お役所みたいに、予算を決めたらそれを杓子定規に適用するのも問題ですが、全く予算を決めないのも管理上は問題でしょう。子どものおこずかいなんかもそうですが、あるていど決まった額でやりくりすることで金銭感覚が養われていくからです。


話は少しずれますが、日本では月給が一般的ですがアメリカでは2週間毎に給料が支払われることが多いというのを聞いたことがあります。月に一度だと給料日前の時期に生活ができなくなってしまう人が多いからみたいなんですが、そんなに計画性が無いのかと驚いた記憶があります。日本でも給料日前に苦しい人は多いみたいなので、そんなには違わないのかもしれませんが。