Log of ROYGB

はてなダイアリーが廃止されるので、引っ越しました。

本棚

本棚に関する話題をいくつか。

今月号は、今までの木工の記事が再録された小冊子が付録だった。書棚を作りたいので、そういった例がないかな、とさがしたけれど、これが一つもない。そういえば、この雑誌で書棚を作るという記事を読んだ覚えがないのだ。「本棚」という家具がいかにマイナなものか、ということを示しているかもしれない。特に、木工をするような人間にとっては、本を入れる棚、という発想すらないのか。本なんか読まないし、溜まらないのだろう。
 ホームセンタなどにある安価なカラーボックスみたいな書棚は、実際に本を沢山入れると、やがて水平材が撓んでしまう。本を入れるように本気で設計されていない。家具屋にある本棚の多くは、百科事典か文学全集を並べて飾っておく、というコンセプトで作られているみたいだ。たとえば、文庫をできるだけ沢山便利に収納するような本棚となると、かなり探さないと適当なものは見つからない。一般に書棚は、安定して自立するために奥行きがありすぎる。文庫やノベルスを入れるには深すぎるのだ。倒れないようにする工夫をして、壁にぴったり張りつくような薄くて背の高い書棚が欲しい人は多いのでは、と思うが、そういった製品は少ない。壁に据え付けで自作すれば簡単だが。

http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2007/09/post_1392.php

本棚の選択基準は

奥行きが狭い
棚板が微調整できる
棚板がけっこうある
畳に置ける
2万円程度
文庫やコミックスをみつしり並べられるように! そして、手前と奥の2列になんて並べたくない……!

http://d.hatena.ne.jp/ymd-y/20070917#1190032437


インターネットを検索すると、わりと本棚の製作記事がみつかります。薄くて背の高い本棚の場合は、壁や天井に固定するとか下の方だけでも奥行きをとる必要がありそうです。下部の奥行きをとって倒れにくくした本棚ならば市販のものもありそうです。
市販の本棚の場合は、たいてい棚板を移動できるようになっていて、これはとても便利ですが、通常は横板にドリルで開けただけの穴にダボと呼ばれる金具を差し込んだ上に棚板を載せるようになっています。この穴が、場所によってきちんと開いていなかったり、だんだん緩くなってくることがあります。また、錆びてしまうこともあるのが難点です。その辺は値段にもよると思います。安いものを買った場合は、多少の追加工やパーツの交換なんかもすると長く使えるかもしれません。