Log of ROYGB

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存在と言動

昨日書いたことにも関連しますが、神の存在を信じるかどうかと、神の言動を信じるかどうかに関して。

  1. 神は存在して、神を信じる
  2. 神は存在するが、神は信じない
  3. 神は存在しないが、神を信じる
  4. 神は存在しないし、神を信じない


1.は普通の信仰で、4.は普通の無神論でしょう。2.の神の存在は認めるものの、その言動に関して疑問を抱くというのは不信心や信仰の揺らぎとして解釈できそうです。有名なところではヨブ記でしょうか。あとはさまよえるオランダ人とか。マンガの「風の谷のナウシカ」の最後の方に出てくる考え方も2.なのかな、3.に近い考えも出てくるようにも思います。
他には、サタンなどの神の敵対者も神同様に存在を信じていて、そっちの方を信じている悪魔信仰に類するものなども2.に含まれるでしょうか。
3.の神は存在しないが、神を信じるというのは、現代的な信仰としてありそうにも思います。習慣的なものや、道徳的なよりどころとして使っている場合など。また、初詣に行ったり絵馬を奉納するとしても、神の存在を信じているとは限らないと思います。困ったときの神頼みとかもこれに近いかも。神は存在しないとして、神が存在したこうなるであろうという世界を目指して努力するという考え方も3.に含まれるのでしょうか。