Log of ROYGB

はてなダイアリーが廃止されるので、引っ越しました。

おともだち

はてなブックマークで紹介されていたhttp://d.hatena.ne.jp/K2Da/20080725/p1の「友人について - 視基aB」に関連して考えたこと。

端的にいって、僕の悩みは友人がいないこと、になります。これは友人に相談できる種類の悩みではないので、インターネットで発表するのにうってつけの悩みであるといえます。

ただ、友人がいない、というのにも色々なレベルがあるので、今回は現状をなるべく正確に記すことに主眼を起きたい。たとえば、僕は友人の結婚式に一度も出た事がありませんが、そういったエピソードを並べるより計量的にやったほうが正確に表現できそうです。つまり普段どれくらい他人とコミュニケーションをとっているかを羅列しておきます

http://d.hatena.ne.jp/K2Da/20080725/p1


少し前に友人の範囲に関連するエントリーを読みました。うちの3姉妹〜マンガで見る今日の出来事〜のhttp://ameblo.jp/3shimai/day-20080725.htmlにある『次女の「おともだち」基準』です。

そうなのだ。


スーはたとえ同じクラスの子でも、

ちょっとおしゃべりしたくらいでは

「おともだち」にはならない。

(略)

丸1年、同じクラスで過ごした友だちが

30人近くいたというのに、次女が

「おともだち」と呼ぶ子は、なんとたった2人だったのだ。


母からみると、どうみても仲良く遊んでいる子でも、

「あの子おともだち?」と聞くと

「ううん、まだおともだちじゃない」とか言う次女。


次女の

「おともだち基準」・・・

よくわからんけど相当厳しいものらしい。(´ω`)

http://ameblo.jp/3shimai/day-20080725.html


友人の基準というのは、かなり人によって違うものなのかもしれません。たとえば学生時代に仲の良かった友人で、卒業以来は連絡をしていない場合もまだ友人でしょうか。それとも、連絡をとっていないのであれば友人ではないでしょうか。
これが恋人ならば話は簡単で、時間の長短はあるにしろ連絡が無ければ終わった物と考えるのが一般的でしょう。また、新しい恋人が出来た場合なんかもそうでしょう。一般的には友人は同時に複数存在することができるけれど、恋人は基本的に一人しか存在しないという点が違います。これを物理学の言葉を使って「友人はボーズ粒子だが、恋人はフェルミ粒子だ。」と説明できるかなと考えたことがありますが、使ったことはありません。*1


友人の基準の違いによっては、Aから見たBが友人だとしてBからみたAは友人でないというような、恋愛における片思いと似たような状態は存在しそうです。友人の場合は恋人とは違って、明確な言葉によって気持ちを確かめるということがほとんど無いのではっきりしないことが多いし、それでも特に問題はないのですが。
フィクションならば、「サイファ」というマンガは登場人物の一人がクラスメートに対して「あなたと友達になりたい」と恋愛の告白のようなことを言うシーンで始まります。そういえば同じ作者の「エイリアン通り」でも友人に関することで、非常な人気者だけれども心の底では他人に気を許していないのではといったエピソードがありました。そういう意味では沢山の友人に囲まれているようでも、実は孤独だということもあるような気がします。
プラネテス」の4巻にも「友達100人できるかな」という少し変わったエピソードがあるのを思い出しました。自称宇宙人の通称「男爵」が友達を作ろうとする話しです。


友人がいないという悩みを恋愛におきかえると、いわゆる「非モテ」問題ということになるのでしょうか。恋人をつくることの方が難易度としては高いような気もしますが、知り合いからの紹介や結婚商談所から出会い系まで補助手段というのもわりと充実していそうです。



Cipher (第1巻) (白泉社文庫)

Cipher (第1巻) (白泉社文庫)


プラネテス(4) (モーニング KC)

プラネテス(4) (モーニング KC)

*1:http://d.hatena.ne.jp/ROYGB/20080407#fermiで書いたことはあるけど。