養子１００人問題は外国にもあるか

昨日は高校無償化に関して書いたので、今日は子ども手当について。
養子１００人問題のようなことは外国にはあるのだろうかと考えました。日本にも子ども手当以前から児童手当がありましたが、外国にも児童手当と同様な物はあります。
検索して見つけたオランダの児童手当について紹介します。

オランダの児童手当
オランダでは、16歳未満の子供（場合によっては、18歳未満）のいる納税世帯に児童手当が支給されます。子供が日本にいる場合でも、オランダにいる世帯主のお給料で生活している場合は、同じように受領できます。

支給金額は、子供の年齢や人数によって違い、各四半期の終わりに支給されます。

オランダで生まれた子供は、SVBから自動的に申請用紙を送られてきますが、日本から連れてきた場合には、SVBに問い合わせをして、申請資料を送ってもらいます。もちろん、直接取りに行ってもよいです（アムステルフェーンの場合は、シティセンターのトラムとメトロの駅の間くらいにある白い大きなビルです）。いずれにしても、自ら児童手当の申請を行わないと、受領することはできません。

http://holland.komeg.info/childbenefit.html

オランダの場合でも、日本と同じように外国人であっても児童手当は支給されるようです。
それでは、オランダや他の国では、いま日本で騒がれているような養子１００人問題は存在するのでしょうか？

去年、国籍法の改正に関してインターネットなどで盛り上がっていましたが、そのときは外国の例がわりと出ていたように思います。改正に賛成の人が外国では以前から行っているがそんな問題は起こっていないと主張したり、反対の人がどこそこの国ではこんな問題が起こっているといった具合だったように記憶しています。

今回の子ども手当や高校無償化については、賛成反対どちらにしろすでに実施している外国の例を出すことを見ることがないのが不思議。もちろん意識的に検索すれば見つかるのですが、通常の観測範囲では見ないということです。