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肝炎なら知らせてHIVなら知らせないのは正しいか?

献血した場合に、その血液が安全かどうかなどについての検査がされます。血液型や血球数、成分などについては希望した人に検査結果が送られてきます。
肝炎などについては、検査で異常があった場合に知らせてくれるようです。

(2)検査で異常を認めた場合にお知らせする項目
B型/C型肝炎ウイルス検査
梅毒検査
HTLV−1検査(エイズ検査ではありません)※
HTLV−1:エイズウイルスとは全く関係ありません。
HTLV−1は古くから人類と共存し、主にヒトの白血球に感染するウイルスの一つです。
HTLV−1の感染経路として(1)母乳 (2)性交渉 (3)輸血 が指摘されています。
日本ではおよそ120万人の方がこのウイルスを保有していると推定され、まれにこのウイルスに関連する疾患 を発症する方がありますが、ほとんどの方は生涯、関連疾患を発症することなく過ごされています。

http://www.hiroshima.bc.jrc.or.jp/about/request.html


HIVに関しては、検査で異常があった場合でも連絡は無いことになっています。これは検査目的に献血されることを防ぐためといわれていますが、肝炎はいいのでしょうか。
当然ながら肝炎についても検査目的の献血はできないことになっています。しかし、異常があった場合には知らせてくれます。
このHIVと肝炎の違いはどういうことなのでしょうか。


検査目的の献血を防ぐために検査結果を知らせないというのが正しいのならば、HIVだけでなく肝炎などについても同様に知らせない方がよいのではないでしょうか。HIVと肝炎で扱いがちがうのはどうしてなのでしょうか。
HIVだけを特別扱いしなければならない医学的な理由があるのか、それとも…。