逆転サイホン
サイホンの水と空気を入れ替えたらどうなるんだろうと考えてみました。
この場合は、低い場所の空気が高い場所に移動するはずです。
空気にもわずかながら重さがあり、重力で下に引かれているのに高い場所に移動するわけです。
この空気の移動も通常のサイホン同様な説明が可能だと思います。
サイホンの管の太さを変えた場合も考えてみました。
左側の太い部分の水の量が、右側の細い部分よりも多くて重い場合であってもサイホンは動作するのですが、少し不思議な感じがしないでしょうか。ウィキペディアに書かれている列車や鎖のアナロジーでは説明できない現象だからです。
参考:wikipedia:サイフォン
でも、英語版のウィキペディアにはその辺の説明もしっかり書かれているようです。上のと同じような図がありました。
参考:Wikipedia:Siphon