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省エネと電球と寒い季節

白熱電球を電球型蛍光灯やLEDに変更することで省エネになり、電気代も節約できる。と一般には言われています。
でも、寒い季節には必ずしもあてはまらないんじゃないかということについて書いてみます。


白熱電球は電気を光に変える効率が悪く、ほとんどが熱として無駄に消費されます。蛍光灯やLEDだと白熱電球の約5分の1の電気で同じ明るさになります。
必要な電気の量が少ないのだから省エネになるという考え方におかしなところは無さそうです。
しかし、熱が無駄にはならない場合があります。寒い季節には暖房をすると思いますが、暖房とは電気やガスなどのエネルギーを熱に変換して部屋を暖めることなのです。
つまり、暖房をしている室内の白熱電球の発する熱は、暖房と同様に部屋を暖めているわけです。その白熱電球を消費電力の少ないものに代えた場合には、減った消費電力の分だけ寒くなるか同じ暖かさにするには他でその分だけエネルギーが必要になります。
エアコンなどのセンサーで温度を一定にする暖房器具を使っている場合だと、他の熱源が減った分だけ頑張ってエネルギーを消費することになりそうです。


(20日追記)
以前にも「電球」で似たようなことを書いてました。