掛け算と足し算

５つの皿があって、皿１枚に３つのミカンがのっていたばあいに、ミカンは全部でいくつか？

という問題に答える為の式が、
３×５
だけなのか、
５×３
でもいいのかという議論があります。

他にも式は考えつきます。
３＋３＋３＋３＋３
というのや
５＋５＋５
という式でも
１５個という答えを導き出すことができます。
問題で、掛け算を使えという指示がなかったのならば足し算でもかまわないような気がします。

（１８日追記）
もっと違う式というのも考えられます。
１０＋５
５枚の皿に１個ずつ配るというのを２回やった段階で１０というきりのいい数になるので、２回配った状態の１０個と３回目に配った５個を足すというような考え方による式です。

２＋２＋２＋２＋２＋５
皿の上にある３個を２個と１個に分け、２個を５回足したものに残りの５個を足す。
残りが５個なのは、皿に１個ならば皿の数とミカンの数が同じことからわかりますが、よりわかりやすく分解すれば、
２＋２＋２＋２＋２＋１＋１＋１＋１＋１
となります。

もっとシンプルにミカンを１個ずつ数えるというのを式で表せば、
１＋１＋１＋１＋１＋１＋１＋１＋１＋１＋１＋１＋１＋１＋１
となりますが、これだとテスト用紙のスペースが足りなくて書ききれないかもしれません。