逆転メガネ

上下が逆さまに見えるメガネというものがあって、それをかけると面白い体験が出来るみたいです。しばらくは物が逆に見えるので動作に戸惑うものの、次第になれていきそれが正常な状態だと感じるようになってしまうということです。
人間の目の網膜に映る像は、カメラと同じように上下左右が反転しています。しかし普段見えるものが上下左右反転しているように見えないのは、脳のどこかで入れ替えているからなんでしょうか。逆転メガネをかけた場合にも同じような脳の機能が働いて正常化するのかもしれません。

色が反転するメガネも小型化されたカメラやディスプレイを使えば可能かもしれません。赤と緑が逆になるメガネがあれば、赤と緑が逆に見える人がいたらどうなるかといった哲学の問題を実際に体験して考えることもできそうです。

参考リンク
「逆転メガネ、脳の適応力」http://web2.chubu-gu.ac.jp/web_labo/mikami/brain/29/index-29.html
「cloud9science @Wiki - 上下逆さめがね」http://www3.atwiki.jp/cloud9science/pages/20.html
「上下反転眼鏡着用被験者の視覚体験」http://ir.library.osaka-u.ac.jp/metadb/up/LIBKIYOK01/hs11-039.pdf