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鶴亀算とテーブル

鶴亀算というのは昔からある問題ですが、どうも現実的ではありません。それは鶴と亀がいたら、それを区別することは容易で、鶴の足と亀の足を一緒に数えることもまず実際には起きないことだからです。
そこで、もう少し現実的にできないものかというのを少し考えてみました。


最初に思いつたのはテーブルを使うものです。通常のテーブルは脚が4本でこれはまったく現実的です。あとは脚が2本のテーブルがあればいいのですが、片方は壁や他の家具に固定されているということにすれば脚が2本のテーブルも不自然ではありません。


ある工場では脚が4本の普通のテーブルと他の家具と一緒に使う2本のテーブルがあります。
どちらのテーブルにも使える板が10枚、脚が34本あった場合に、余りがでないようにするには脚が4本のテーブルと2本のテーブルをそれぞれいくつ作ればいいでしょうか。


こんな問題ならば鶴亀算の不自然さはなく、数学的には同等の結果が得られると思います。
他に、ネットを調べていて見つけたのはテーブルとイスを使ったものです。4つのイスがあるテーブルと2つのイスのテーブルでも同じことができます。この場合は4つと2つにこだわる必要も無く、6つと4つなどのバリエーションも可能なので問題の自由度は高くなります。2種類ではなく3種類のテーブルを使って複数解が出るようにするなどの応用も可能です。