メモリとデジタルオシロ
「iPhoneではアップルはフラッシュメモリを10倍高く売って儲けている - 竹内研究室の日記」*1を読んで思い出した話。
オシロスコープという電気信号を目で見えるようにする測定器があって、昔は小さなブラウン管に表示されていて色も青だけとかだったのだけれど最近は液晶表示になっているし中身もデジタル化されてるのでデジタルオシロなどと呼ばれてます。このデジタルオシロにもメモリがあって、メモリが多いほど表示できる時間が長くなるのだけれども値段が高くなります。
勤務先でデジタルオシロ購入を検討するのに製品のデモに来てもらい、メモリの多いのと少ないのとどちらにしようかなどと皆で話していたときに実は中身は同じだというのを聞かされて驚きました。ハードウェアとしては全ての製品に最大メモリが取り付けられているのだけど、メモリの少ない製品はソフトウェア的に見えなくしているという話でした。たしか何種類も作り分けるよりもトータルのコストが安くなるという理由もあるみたい。
新製品想定外究極の100Msサンプリング25MHzカラーポータブルデジタルオシロスコープフルセットPDS5022TFT
- 出版社/メーカー: OWON
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