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数を数える

数はどこまで数えられるかというと原理的には時間の許す限りどこまででも数えられるわけだけれども、これを無限に数えられると言ってしまうのは安易というものかもしれません。
いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち、きゅう、じゅう、ときてその次はっじゅういちとそれまでの語を組み合わせて言うことができるので、その規則がわかれば数えることは可能ですが新しい単位は必要になってきます。百の次は千そして万。万から先は十万、百万、千万とこれまた単位の組み合わせが使えますが、その次には億という新しい単位が必要になります。
紙に書くだけならばスペースのある限り大きな数を書くことが出来ますが、それを読む為には大きな数の単位を知っている必要があります。
億の次は兆、京、垓となっていきますが、どこまでも続くわけではなく無量大数というのが数えることができません。紙には書けるけれども読むことは出来ないわけです。


英語の場合はどうかというと千がmillionでその千倍がbillion、そのさらに千倍がtrillionとわりと規則性があります。biが2を表し、triが3を表しているのだから4を表すquadriを使ったquadrillionがtrillionの千倍になることは単語を知らなくても推測可能です。kilollionやmegallionみたいな語も規則からの推測で可能になり、再帰的にmegallionillionみたいな語を生成する規則も作れば、原理的にどこまででも数えることが出来るようになるかもしれません。