Log of ROYGB

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妖怪ウォッチと秘密の同居人

TVの妖怪ウォッチでは主人公のケータの家にウィスパーやジバニャンといった妖怪が同居することになります。不思議な何かが同居するというのはドラえもんなどよくあるパターンではありますが、同居人が家族にも秘密というのは珍しい気がします。未来のロボットが家にやってきたなんてことになれば、本来ならば大騒動が起きても不思議ではありません。ドラえもんの場合は昔のマンガのおおらかさ的なのがあるかもしれないし、何らかの秘密道具で受け入れられているのだと設定を補完することもできなくはありません。同じ著者のTPボンというタイムパトロールの出てくるマンガではフォーゲッターという目撃者の記憶に残らないようにするタイムパトロールの装備が出てきます。


家族に秘密の同居者が出てくる話としては寄生獣もあります。主人公の右手に寄生したパラサイトのミギーについては家族にも話すことができません。他にはちょっと思いつきませんが、同居者ではなく主人公の持つ特殊な能力ということならば、わりとよくあります。魔法少女や変身ヒーロー物や超能力など、人に知られないようにする何かを持つ主人公の話はかなり多いと思います。
妖怪ウォッチの場合は他の話のように秘密を守らなくてはいけない理由は特に出てきません。言っても信じてもらえないし、無理に言う必要もないかくらいのゆるい秘密です。


毎回新しい妖怪が出てくるというのはアンパンマンを連想させます。アンパンマンも毎回新しいキャラクターが出てきて話を進めます。アンパンマンの場合は食べ物関係が多いですが、キャラクターごとに何らかの能力や特長があったりするのも妖怪ウォッチの妖怪と似ていないこともありません。ドラえもんの場合は新しい秘密道具が出てくるところを、妖怪ウォッチアンパンマンでは新しいキャラクターが登場して話を進めるわけです。タケコプターなど定番の秘密道具があるのと同様に、定番のキャラクターがいるのも似ています。