Log of ROYGB

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月刊プリンセスでスケバン刑事を読む

スケバン刑事がのっている月刊プリンセスを読みました。プリンセスはかなり前に読んだことはあるけど、買ったのは始めてかも。王家の紋章が今も連載していて、ナイル川の流れのように長く続いているのは驚きですが、絵は前と比べて簡略化されてるような感じがしました。
新連載の「時をかけるスケバン刑事」の主人公は空手を習っているけど気の弱い高校生の佐木巴で、スケバンではないし正式に学生刑事になったわけでもありませんが、あの桜の代紋が入ったヨーヨーは登場します。
話としては現代と過去で同じような事件が起きて、それを解決するという内容。
別冊付録としては過去の「校舎は燃えているか!?」や「神恭一郎白書」が再録されています。電子書籍なので別冊といっても一緒になってました。神恭一郎白書ではセリフの一部が記憶と違っていて、これはポリコレ的な配慮で消されたのかも。

せっかくなので他の作品も読んだけど、さすがに知ってる作品がほとんどありませんでした。「茉莉花官吏伝」と「十三歳の誕生日、皇后になりました。」は原作で知ってました。茉莉花は原作の2巻、十三歳は1巻の話でした。

スケバン刑事が連載されていたのは白泉社花とゆめなので雑誌どころか出版社も違うところからというのは不思議な気がしますが、単行本も今はメディアファクトリーから出てるみたいです。秋田書店も過去の短編などを傑作選として出していて、今回の新連載もそうしたことの延長なのかもしれません。こちらは電子書籍版がないみたいなのは残念です。

 

 

和田慎二傑作選 血塗られた恐怖 (書籍扱いコミックス)