毒

人力検索はてなのhttp://q.hatena.ne.jp/1172125199でされていた質問に関して。

実験室で保管していた毒劇物が紛失及び盗難を受けてしまった場合、その管理者はどのような処分を受けるのでしょうか。
ちなみにその毒劇物は、鍵をかけずに保管していました。
毒劇物はアジ化ナトリウム・シアン化ナトリウム・シアン化カリウムです。

http://q.hatena.ne.jp/1172125199

これは、http://www.asahi.com/national/update/0223/TKY200702230263.htmlの「asahi.com：１００人分の致死量の青酸カリなど盗難　東大先端研 - 社会」で取り上げられた事件のことなのでしょうか。薬品名は３つとも一致しています。紛失がわかったと記事に書かれているのはは２２日の朝で、はてなで質問がされたのはその日の午後です。

東京大学の先端科学技術研究センター（東京都目黒区駒場４丁目）の実験室から、シアン化カリウム（青酸カリ）など約１００人分の致死量にあたる試薬が瓶ごとなくなっていることが分かった。同センターは盗難の可能性が高いとして、目黒署に被害届を出した。

　東大によると、紛失したのはアジ化ナトリウム２５グラム、シアン化カリウム１６グラム、シアン化ナトリウム（青酸ソーダ）５グラムで、菅裕明教授（ケミカルバイオテクノロジー）の実験室に保管してあった。

http://www.asahi.com/national/update/0223/TKY200702230263.html

同じ事件をhttp://newsflash.nifty.com/news/ts/ts__jiji_23X678KIJ.htmの「@niftyNEWS@nifty東大実験室で青酸カリ紛失＝１００人分の致死量−窃盗容疑で捜査・警視庁(時事通信)」でも取り上げています。鍵の掛かる棚に保管となっていますが、はてなの質問では鍵をかけずに保管と書かれています。この辺に差があるようにも思えますが、記事でもはっきり鍵をかけていたとは書かれていません。

東大によると、なくなったのは、シアン化カリウム（青酸カリ）１６グラム、シアン化ナトリウム（青酸ソーダ）５グラム、アジ化ナトリウム約２５グラムの３種の毒物。毒性が非常に強い青酸カリと青酸ソーダは、約１００人分の致死量に相当するという。
　毒物は、同センターの男性教授（４４）が、実験・研究用の試薬として、３つの瓶に入れ、実験室内の鍵が掛かる棚に保管していた。　

http://newsflash.nifty.com/news/ts/ts__jiji_23X678KIJ.htm