Log of ROYGB

はてなダイアリーが廃止されるので、引っ越しました。

戦争小説2冊

映画が話題になってる「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の原作小説がアマゾンのアンリミテッドにあったので読んでみました。かなり飛ばし読みですが、だいたいのストーリーや設定は理解できました。現代の女子中学生が戦争末期の日本にタイムスリ…

遠心力という仮想の力(回答編?)

回転する宇宙ステーションの外側にも遠心力は働きます。図のAとBがステーションの外壁にくっついてるとしたら、図の下側に向かう力を受けます。 仮にBが手を離したら、その時点の接線方向である赤い線の向きに移動します。 Bが移動するだけでなく、Aも…

グレーレンズマンを原書で読む

レンズマンシリーズが一冊になった電子書籍を買ったので、再読してます。だだし原書なので英語なのです。作中のレンズがあれば、あらゆる種族の言語が理解できるのですが、現実にはそんな便利なものはありません。一作目と同じく、アレクサの読み上げ機能を…

遠心力という仮想の力(疑問編)

遠心力は仮想的な力だと言われることがあります。ただ、水の入ったバケツをぐるぐる回してこぼれてこないのは遠心力の力だし、遠心分離機は遠心力で重力の何倍もの力を加えることもできます。でもやっぱり仮想的な力でもあるよ、というのが今回のエントリー…

仮面ライダーと少年仮面ライダー隊

アマゾンプライムに「シン・仮面ライダー」が入ったので、さっそく見てみました。昔の仮面ライダーへのこだわりが強い作品でした。気になった点として、子供がでてこないなあというのがあります。子供向けの番組というのは、子供が主役でない場合はあっても…

「暗黒星雲のかなたに」とファウンデーション

アマゾンアンリミテッドで古いSFなどを読んでます。これもだいぶ前に読んだのですが、あらすじをなんとなく覚えてるくらい。今読むと、ファウンデーションシリーズと似た部分も多く感じます。ティラン人の支配に対抗する反抗世界の惑星の位置が謎なのは、…

ガンダムSF論争

アマゾンプライムで見れるようになったので、水星の魔女の最終回をみたのだけど、何かSFではなくファンタジー的な方向に行ってしまった感じがしました。死んだ人の姿が見えるとかはファーストからあったとしても、物理的な物を消したりする力はどこからき…

レンズマンを原書で読む3

レンズマンシリーズの1作目「銀河パトロール隊」を何とか読み終わりました。だいたい1章か2章をアレクサで読み上げながら読んだ後に、日本語で読みました。キニスンは独立レンズマンとなりますが、これはアメリカの特別検察官みたいなのが元ネタなのでし…

レンズマンを原書で読む2

原書で買ったレンズマンの続きを読んでます。アレクサで読み上げながら、キンドルで表示させてますが、別ソフトなのでページめくりなどは自分でやらないといけません。 危機に陥ったキニスンとバスカークを助けに来たのは、ドラゴンのような見た目のヴェラン…

レンズマンを原書で読む

レンズマンシリーズが一冊にまとまった電子書籍が安かったので買いました。 The Complete Lensman Series (Illustrated): 7 Books Including Triplanetary, First Lensman, Galactic Patrol, Gray Lensman, Second Stage Lensman, Children ... & Masters of…

セックスをしないと出られない部屋

セックスをしないと出られない部屋というのがあって、これはデスゲームのパロディ的なものといえばいいのでしょうか。リアリティとしては、デスゲーム以上にありえない話です。 似たようなシチュエーションで、宇宙人にさらわれて地球人の性行為を見せること…

法律は何も禁止なんかしてない

法律は何も禁止していないのだ、という主張を見かけることがあります。これは、法律は○○したら××という罰を与えると言ってるだけで、○○するなと言ってるのではないというようなことです。 確かに殺人罪でも人を殺してはいけないとは書いてありません。 第199…

桃太郎とご都合主義

桃太郎の話は昔話の中で比べても、ストーリーがご都合主義な気がします。桃から生まれるというのは不思議ではありますが、元の話では桃を食べて赤ちゃんが生まれるのでまあ納得できます。しかし、犬猿キジが仲間になることはどうででょう。浦島太郎なら、亀…

シミュレーションされた意識と逆転クオリア

人間の意識をシミュレートした場合に、本物と同じようにお腹がすいたり何かを感じたりするのでしょうか。現実世界の場合は、お腹がすいても何も食べなければ、栄養不足で体が動かなくなりますが、シミュレーション上では単なる数値の変化に過ぎないわけです…

機械のアヒルはお腹がすくか?

意識とは何かということを考えるのに、まずもっと簡単なことで考えて見ます。 機械で作られたアヒルというのは、ジャック・ド・ヴォーカンソンが作った「呼吸するアヒル」を想定しています。 1738年後半には、「タンバリンを叩く人形」と「消化するアヒル(C…

クララ白書とアグネス白書

だいぶ前に読んだ本ですが、電子書籍の割引セールで購入しての再読。クララ白書は中学3年の1年間、アグネス白書は高1の1年間を描いてます。名門女子校の仲良し3人組の話で、少女マンガでありがちなパターン。マンガ化もされてていて、たしかマンガでも…

鏡の中は日曜日とキマイラの新しい城の感想

名探偵石動シリーズです。鏡の中は日曜日は、ミステリー小説が題材になってます。石堂も愛読している小説での事件を再捜査する依頼がありました。実は、小説として発表されているものの、現実に起きた事件があるとのことです。つまり小説の中の水城名探偵が…

美濃牛と黒い仏の感想

アマゾンのアンリミテッドにあった「美濃牛」と「黒い仏」を再読しました。名探偵石動のシリーズ1作目と2作目ですが、美濃牛に登場したときは不動産会社の下働きとしてでした。意図的に通常とは逆パターンというのをやっているようで、ラストでは登場人物…

異端の人

いわゆる世間の常識とされてることから逸脱したり反抗する人に対する世間というのは、苛烈になることが多いかなあ。 「それでも私はマスクしません」ピーチ機運航妨害に問われた被告が言いたかったこと 着用拒否は差別か我欲か、法廷は異例の“厳戒態勢” | 4…

コンプレックスとは何か

ネットでロリコンブームについて書いているのを見かけて、昔はマザコンやシスコンとか○○コンというのが流行してたかもという話。コンプレックスとだけ言うと、通常は劣等感のことだけど、正確にはインフェリオリティーコンプレックス(inferiorit…

仮面ライダーBLACK SUN最終話までの感想

8話でお通夜のシーンがあるけど、これは時系列的に変で前話に入れたほうがいいような。それにシャドームーンによる白昼堂々の殺人事件について何の騒ぎにもなってないみたいだしいろいろと違和感。9話で怪人誕生の秘密が明かされるけど、これも最初のキン…

化石賞のニュースバリュー

COP27と呼ばれる気候変動対策を話し合う国連の会議がエジプトで行われていました。そのなかで化石賞というのうがニュースになっていました。 www3.nhk.or.jp この化石賞は国連による正式なものではなく、民間のNGOが出しているものです。初日は日本…

仮面ライダーBLACK SUN7話までの感想

7話まで見て、やはりいまいちかなという感じは変わらず。思いつきで普通とは違う感じにしようとして、無駄に暗く陰惨にしたけど、話の整合性はあいかわらず低め。それでもブラックが変身するシーンなどはわりと良かったです。それがどうしてなのかという説…

仮面ライダーBLACK SUN4話までの感想

アマゾンプライムでやってる仮面ライダーブラックサンを見てますが、いまいちかなという感じです。描写は前のアマゾンズに近いけれど、評価としてはアマゾンにかなり劣るかなあ。最初の何回かに目玉焼きが出てくるのは、アマゾンズの生卵を意識してるのかも…

3つのドアと3人

モンティ・ホール問題と3囚人問題の考え方は同じではないかという話。どちらも自分(又は選んだドア)以外の2人(又はドア)についての情報を得たことで、自分の確率は変わらないというのが共通しています。ウィキペディアにも相互に関連項目としてあげら…

良い面と悪い面

プロジェクト・ヘイル・メアリーの感想の続きというか、物語の構造とかについて考えたこと。アストロファージというのが本作のメインガジェットとでもいうべき架空のSF設定ですが、悪い面と良い面の両方で物語を動かしてもいます。つまり地球に氷河期をも…

人間と違う異星生物

プロジェクト・ヘイル・メアリーを読みました。映画かもされるみたいで、記憶を無くした主人公の目覚めから始まるというのは映画っぽさを感じました。謎の究明のために送られた宇宙船という設定は、2001年宇宙の旅などを連想させます。ボーマン船長も一…

電気ハッカで涼しい夢をみられるか

ハッカで涼しくなるというのは感覚上のもので、実際に温度が下がるわけではない。だから涼しい気分で活動していると、熱中症になったりすることもある。これは当たり前のことで、心頭滅却すれば火もまた涼し、と言ったところで現実には火は熱いし火傷もする…

アメコミを英語で読む

ツイッターで紹介されてた昔のアメコミ電子書籍の無料サンプル版を読んでみました。4作品が収録されてます。 MASTER RACE外国からアメリカに逃げてきたらしい男性が主人公で、電車に乗っていても周囲を警戒しています。カールというドイツ風の名…

父の日と梅酒

ちょっとまえに生協で買った梅の実やホワイトリカーで梅酒を作ったのですが、これは父親の影響なんだろうなあというのを感じることがありました。タバコは吸っていたけれど、いつの間にか禁煙していて、子供は誰も喫煙者にはならなかったのですが、お酒は飲…