Log of ROYGB

はてなダイアリーが廃止されるので、引っ越しました。

「暗黒星雲のかなたに」とファウンデーション

アマゾンアンリミテッドで古いSFなどを読んでます。これもだいぶ前に読んだのですが、あらすじをなんとなく覚えてるくらい。今読むと、ファウンデーションシリーズと似た部分も多く感じます。ティラン人の支配に対抗する反抗世界の惑星の位置が謎なのは、第二ファウンデーションと同じです。また、若い男女が宇宙船で旅をするという流れも、「ファウンデーション対帝国」と似てるなと思いました。
地球で発見された文章というのも出てきて、アメリカ人ならあのラストで感動するのかもしれませんが、あまりピンときませんでした。

ウィキベテアによれば、これもファウンデーションシリーズと同じ世界で、「宇宙の小石」よりもさらに昔という設定のようです。だとすると、結局は地球で見つかった文章によって民主主義世界が主流を占めることはなく、皇帝を頂点とする銀河帝国が作られることになっていったのでしょうか。
「宇宙の小石」のラストも、単体として読めばハッピーエンド的ですが、後の時代では結局はうまくいかなかったみたいです。

ja.wikipedia.org