Log of ROYGB

はてなダイアリーが廃止されるので、引っ越しました。

アメコミを英語で読む

ツイッターで紹介されてた昔のアメコミ電子書籍の無料サンプル版を読んでみました。4作品が収録されてます。

MASTER RACE
外国からアメリカに逃げてきたらしい男性が主人公で、電車に乗っていても周囲を警戒しています。
カールというドイツ風の名前だし、タイトルにあのマークがあるので、わかる人には最初からわかるのでしょうが、読んでる途中でそうなんだと驚きました。
後半にでてくる黒っぽい服でつばの無い帽子をかぶってる人がユダヤ人だというのも、読みすすめてやっと理解。

’TAINT THE MEAT...IT’S THE HUMANITY!
今度は肉屋のユダヤ人が主人公。配給用のポイントが無いと肉を買えないみたいなので、戦争中の話でしょう。タイトルの通り、商売のためにだんだんと粗悪な肉を入手するようになっていきます。

YELLOW!
これは戦場が舞台で、将軍が臆病者と呼ばれている息子の兵士に、汚名返上の機会をあたえます。2回も。

JUDGEMENT DAY!
数千年前に地球から送り込んだロボットが発展して社会を築くほどになったので、銀河共和国に加入できるかを審査するために地球からロケットがやってきます。
オレンジ色のロボットの案内人は、地球人に彼らの社会を紹介します。文明の発達度合いとしては、だいたい20世紀の地球くらいです。

 

文字が多いので、タブレットでコマごとの表示にして読みました。全部大文字で書かれてるので、人名と普通の単語の区別に苦労しました。
しかしハッピーエンドが一つもありません。最後の「JUDGEMENT DAY!」にしても、未来の地球の社会はすばらしいことがわかりますが、マンガを読んでる読者の社会はロボットの星のレベルです。