Log of ROYGB

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軍隊

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20070223/hamaiの「ARTIFACT@ハテナ系 - 20代前後の貧困層の非行を食い止めるために軍隊で働かせる」と、そこで紹介されているhttp://ameblo.jp/kazuyaserizawa/entry-10023706449.htmlの「浜井浩一・インタビュー|芹沢一也blog 社会と権力」に関して。

浜井:アメリカなどでは、そういう貧困層で、そのままにしておくと凶悪犯罪を起こすような層をどうしているかというと、軍隊に吸収しているのですね。裕福な層が軍隊に入ることはほとんどありませんが、貧しい層は十代後半から二十代前半にかけて、だいたい軍隊に入っています。凶悪犯罪を起こす一番危ない時期を、軍隊でなんとかやり過ごして、社会に戻っていくという事実があります。兵隊には、特別なスキルは入りませんし、入隊後訓練すればよいのです。

http://ameblo.jp/kazuyaserizawa/entry-10023706449.html


これで軍隊から帰ってきたときには映画のランボーみたいになってたらどうするんだろうと思いました。“そのままにしておくと凶悪犯罪を起こすような層”というとらえかたもどうかと思いますが、そういう層だとするなら軍隊に入れて戦闘訓練を行うのはどうなんだろう。それと退役して社会に戻っていくというのがうまくいっているのか気になります。
戦闘妖精・雪風」というSFの中では犯罪者に訓練を行って兵士にしてるのを何か連想しました。

アメリカで、学費が稼げるという勧誘の言葉を信じて、軍隊に入り、イラクに行った人が、現地に満足な装備が送られず、防弾ジャケットがないために、自分の命を守るためにローンで防弾ジャケットを購入して、そのローンに苦しんでいるという話をAERAで読んだことがある。

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20070223/hamai


自分の金で装備を増強するというのは「エリア88」に出てくるような外人部隊みたいだなと思いました。まあ、日本の自衛隊に関しても切実さは違いますが似たような話を聞いたことがあります。それはセーターなどの防寒具が、指定の物を買えば制服の一部として着用可だけれど、市販のだと制服として認められないというものです。それで指定の品は高いし品質も今ひとつだとかいうものです。


(追記)軍隊経験があることに関連したニュースがあったので紹介します。http://www.excite.co.jp/News/odd/00081172282141.htmlの「激怒した米観光客、強盗の首の骨を折る エキサイトニュース」です。

[サンホセコスタリカ) 23日 ロイター] 強盗に銃を突きつけられた元海兵隊員を含む米国人観光客のグループが、強盗の首の骨を折って殺してしまう事件が発生した。地元警察が木曜日に発表した。

殺された強盗はワグナー・セグラ(20)。銃を突きつけるセグラに対し、人々は飛びかかり、首の骨を折ったという。事件が発生したのは水曜日で、現場はカリブ海に面したリモン港付近。

セグラは即死、犯行グループは3名だったが他の2人は逃走したという。

http://www.excite.co.jp/News/odd/00081172282141.html


これで連想したのは「超戦士コブラ (ハヤカワ文庫SF―宇宙戦記)」というSFです。主人公は、特殊部隊に配属され全身をサイボーグ技術で改造されます。退役して故郷に帰ってきた彼は、脅かそうと走ってきた車に対して体内に埋め込まれたレーザーで攻撃してしまいます。