Log of ROYGB

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未来予測

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/kenkou/pickup/425344にある「なぜ目覚まし時計の直前に目が覚める?」という話から。

 毎朝、決まった時間に目が覚めるのは、置時計型の体内時計によるものだが、いつもとは違う時間に起きる場合は、砂時計型の体内時計が大きくかかわってくる。もともと、砂時計型の体内時計は、体内の臓器をいつもの生活リズムに合わせて準備させ、適切に活動させる働きがある。このため、起きなければならない時間の少し前に起床を“予測”して目が覚めると考えられている。

どうやってその時点では未来になる起床を予測することができるのでしょう。体内時計には未来を予知する力でもあるのでしょうか。


これとよく似ている、夢に関する話を読んだ記憶があります。http://www.faireal.net/articles/7/09/#d30303にある「アニメ空間はどのくらい「遠い」か?」の終りの部分です。

以上のことをべつの角度から言い表すと、脳はある程度まで時間軸を操作して「自分のロジックにとってつごうの良い過去」をでっちあげている。夢のなかと現実で同時に落下物が頭にぶつかるような場合、「絶対時間」では現実側でものがぶつかったから夢のストーリーが発生したはずだが、脳にとっては、夢のストーリーの進行速度に合わせて現実を遅らせて認識していることになる。(あるいは脳自身は現実をわざと遅らせたというログをとっているが、その秘密を「あなたには」教えてくれない。)なにせ脳自身がストーリーの作者なのだから、そのへんは自由自在なのだ。いや……本当にそうなのだろうか。本当に「脳があるから夢がある」のだろうか。あんがい、夢というものが先にあって、それを脳のドライバーが検出しているのかもしれない。ふたり同時に同じ夢を見たりすることがあるのを思えば、脳よりも夢のほうが絶対的な現実かもしれないという可能性も否定できないのだ。


あと、架空の「チオチモリン」という非常に水に溶けやすい物質は、水を加える数秒前に溶けてしまいます。つまりチオチモリンは未来を知っているわけです。