Log of ROYGB

はてなダイアリーが廃止されるので、引っ越しました。

ハンター試験3

前に書いたハンター試験ハンター試験2でとりあげた質問に関係ありそうなものを引用して紹介します。


まずhttp://www.geocities.jp/copyrightfreebible/Luke.html#15-4からの引用。これはルカの福音書の一節です。

「あなたがたのうちに、百匹の羊を持っている者がいたとする。その一匹がいなくなったら、九十九匹を野原に残しておいて、いなくなった一匹を見つけるまでは捜し歩かないであろうか。

次にhttp://kamibakusho.com/archives/18993666.htmlからの引用。

客の男が果物屋の店先で主人と話し込んでいた。
そこに通りかかったのが、薄汚いボロを来た小さな男の子。

主人:「おや?あそこを歩いているガキは、とんでもない間抜けでしてね」

果物屋はくつくつと笑った。

主人:「話の種にちょっと実験してみるから、見ててくださいな。おおい。トミー」

果物屋は大声を張り上げた。

主人:「こっちだ。こっちに来い!」

トミーは、ぼんやりした顔つきでキョロキョロすると、やっと果物屋に気づいた様子で、のこのこと近づいてきた。


トミー:「な・・・なんですか。ウ・・・ウィリアムさん」

果物屋は、釣り銭の中から汚い25セント貨と、キラキラ光る10セント貨を選ぶと、地面にポンと投げた。

主人:「おい。トミー。お前の好きな方をやるぞ」

トミーはしゃがみこんで、じっと二枚の貨幣を見比べていたが、手に取ったのは、キラキラ光る10セント貨の方だった。

1時間後。
客の男は、通りでトミーを呼び止めて、25セント貨を選ぶべきだったんじゃないかとアドバイスした。
トミーは、男の目をまっすぐに見つめると小さく微笑んだ。

トミー:「だって、おじさん。もし25セント貨を選んだら、それでもうおしまいでしょう?」