Log of ROYGB

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セッケン

http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20061213/bmrss20061213の「愛・蔵太の少し調べて書く日記 - ブックマーク・RSSから(2006-12-13)」経由で知ったhttp://blog.livedoor.jp/route408/archives/50674724.htmlの「有機化学美術館・分館鉄のにおいの正体 - livedoor Blog(ブログ)」に関して。といっても本文の鉄の匂いについてではなく、最後の方にちょこっとかいてあるセッケンについて。

またせっけんで手を洗う時のぬるぬるもせっけんそのものではなく、そのアルカリ性によって溶け出した皮膚の成分の感触なのだそうです。


これは本当かなと思いました。水酸化ナトリウム溶液などの強アルカリで皮膚がとけて、そのためにぬるぬるするのは確かでしょう。しかし、中性洗剤などもぬるぬるします。界面活性剤の作用です。セッケンも界面活性剤の一種です。
セッケン自体はアルカリ性でもそれほど強くはないはずです。洗濯石鹸などでは油を鹸化するのに使う水酸化ナトリウムが残っている可能性もありますが。それでも多くは界面活性剤の作用なのではないかと思います。
ゴム手袋などをして手を洗ってもぬるぬるするかという実験をすれば、皮膚が溶けない状態でもぬるぬるするのか確かめられそうです。