Log of ROYGB

はてなダイアリーが廃止されるので、引っ越しました。

結果次第か

http://d.hatena.ne.jp/REV/20080310/p3の「笑いどころがわからない」で紹介されていた話。

 こんな親だが、職場に行けば教員という立場で「不登校」の子どもやその親と向き合わなければならない。「不登校」の子どもの数はずっと以前から減るどころか増えているのが現状で、だいたい1学級に1人以上「不登校」の子どもがいると思って間違いない。私自身、何人もの「不登校」の子どもを見てきたし、何度も何度も家庭訪問をして保護者ともいろんな話をした。自分なりに真剣に付き合ってきたつもりだし、いろいろな本を読み学習会にも参加して、それなりに学習してきたつもりでもある。しかし、今までの自分はわかってるつもりになっていただけで、やっぱりわかってなかったんだなあ、と思う。

http://www.ohmynews.co.jp/news/20080309/21881


連想した話を2つ。それぞれが違う結果になったときのことを考えると、たいていのことは結果次第で評価が変わるのかなと思います。同じようなことをした場合でも結果が良かったか悪かったかで印象は違うのはしかたのないことかもしれませんが…。

担任のN先生は算数の時間、解けないと分かっているのに答えをその子に聞く。
冷や汗をかきながら、指を使って、ええと・ええと・と答えを出そうとする姿を周りの子供は笑う。
N先生は答えが出るまで、しつこく何度も言わせた。
私はN先生が大嫌いだった。

http://d.hatena.ne.jp/hiroshu29/20071102/p1

さらに円谷は幹部候補生学校に入校した結果トレーニングの時間に苦労するようになる。その中で周囲の期待に応えるため、オーバーワークを重ね、腰痛が再発する。病状は悪化して椎間板ヘルニアを発症。1967年には手術を受ける。病状は回復したが、既に嘗てのような走りを出来る状態ではなかった。

周囲の期待の重圧と走れない焦りから、1968年1月9日にカミソリで左頚動脈を切って自殺。戒名は最勝院功誉是真幸吉居士。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%86%E8%B0%B7%E5%B9%B8%E5%90%89


結果が全てというわけではない。かといって結果がどうでもいいわけでもない。でも何というか、結果を求める行為が望まない結果をもたらすこともあるし、いったいどうしたらいいんだろうと思う。