はてなブックマークの注目の動画から。
原作の小説ではアメリカが舞台ですが、TVでは日本を舞台に翻案されています。この話を書くきっかけとして作者のジェームズ・クラベルの娘が学校から帰ってきて言った言葉があります。
「先生が、みんなしっかりあんきするんですよ。できた人には、きっと、おとうさんか、おかあさんが十セントくれますからね、っていったんだもん。ほんとに先生がそういったのよ」
「23分間の奇跡」作者の後記より
これを読み返して連想したのが4日に取り上げたhttp://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2008/04/6_acf5.htmlの『わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる 親になったら読むべき6冊目「子どもにいちばん教えたいこと」』のこの部分。
本書にはこうある。
子どもに雑用をしてもらってお小遣いをやるのはかまわない。わたしたちの資本主義のシステムはそのように動いているのだから。けれども危険なのは、正しいふるまいをしたからといって子どもに贈り物や金銭をやることである。正しい行動は望まれるものであって、報われるものではないことを、子どもに示す必要がある。
この悩みは尽きないだろうが、「正しい行動は望まれるものであって、報われるものではないこと」はわたし自身の態度で示していきたいもんだ。つまり、「正しいからする」行動には見返りを求めてはいけないってね。
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2008/04/6_acf5.html
- 作者: ジェームズ・クラベル,青島幸男
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1988/07/20
- メディア: 文庫
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