Log of ROYGB

はてなダイアリーが廃止されるので、引っ越しました。

「同じ」であることの意味

「ねえ、私のこと好き?」
「えー、と。す、好きだよ。」
「良かった。私も同じ。」
「そう。」
「私も、私のこと好き。」
「そう。」


同じと言うことが必ずしもある面からの「同じ」を意味しないということについてhttp://d.hatena.ne.jp/trivial/20100723/1279897038の『「同じ」であるとはどういうことか? - 一本足の蛸』を読んで思いついたのが上に書いたこと。オリジナルではなく、何かで読んだことだけれど、何で読んだのかまでは覚えていません。


Aが「Bを好き」というのと同じということからは、BもAが好きというのと、BもBが好きという2つが論理学的には導き出せる。でもAとしては同じと言われたら前者を期待するのも無理の無いところ。
しかし、これが「私」についてで無かったとしたら後者が普通のような気も。


「ねえ、ウナギのこと好き?」
「えー、と。す、好きだよ。」
「良かった。私も同じ。」
「そう。」
「私も、ウナギのこと好き。」
「そう。」


この場合なら、別にがっかりすることも無いはずです。