ＴＶ番組の「あるある大辞典」の内容に嘘があったようです。
納豆にダイエット効果があるとした７日放送の「発掘！あるある大事典２」について、制作した関西テレビ（大阪市）は２０日、記者会見し、ほぼねつ造だったことを明らかにした。
（http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070121k0000m040027000c.htmlの『あるある大事典：「納豆ダイエット」はねつ造 関西テレビ−今日の話題：MSN毎日インタラクティブ』より引用）
関西テレビ放送（大阪市）は２０日、納豆のダイエット効果を取り上げた７日放送の情報番組「発掘！あるある大事典ＩＩ」で、実際には行っていない実験データを放送し、効果を誇張していたと発表した。
（http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070120/jkn070120009.htmの『納豆ダイエット効果を誇張 「発掘！あるある大事典ＩＩ」｜事件裁判｜社会｜Sankei WEB』より引用）
フジテレビ系の生活情報番組「発掘！あるある大事典２」で、納豆のダイエット効果を紹介した７日放送分に捏造（ねつぞう）があったと、制作した関西テレビ（大阪市）が２０日、発表した。番組では、納豆を食べた被験者の中性脂肪値が完全な正常値になったとコメントし、スーパーで数字をつけて紹介。だが実際には測定しておらず、他の実験でも測定や検査をしないまま、架空の数字を番組で流していた。同局は「部分的には事実と異なる内容を放送してしまったが、番組全体については学説に基づいて制作した」としている。
（http://www.asahi.com/life/update/0120/013.htmlの「asahi.com：『あるある大事典」の納豆ダイエットで捏造 関西テレビ-暮らし』より引用）
同局によると、ねつ造が発覚したのは、７日放送の「食べてヤセる！！！ 食材Ｘの新事実」。アメリカの最新研究を基に、「納豆にはダイエット効果がある」をテーマに、男女８人を対象に実験を行う内容だった。
しかし実際には、番組中で表示された「血中ＤＨＥＡ量」、「血中イソフラボン」などのデータの測定をしておらず、数値は架空のものだった。
また、研究者のコメントや、「やせた」とさせる被験者の写真も、実際とは違うものを使っていた。
（http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070120it13.htmの『「納豆でやせる」データ架空…「あるある大事典」陳謝 社会 YOMIURI ONLINE（読売新聞）』より引用）
この事件を受けて、各地のＴＶ放送から「関西テレビ」製作の番組を撤去する動きが出る可能性が心配されます。まあそんな可能性はかなり低いだろうし、心配しているのは嘘ですが。
本当に心配しているのは、納豆の消費に対する風評被害が出ないかということです。
