Log of ROYGB

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粘菌コンピュータ

はてなブックマークで紹介されていたhttp://rblog-biz.japan.cnet.com/it_bigbang/2007/03/post_ccb1.html
の『「粘菌コンピュータ」は心を持つのだろうか----キューブリックも予想していなかったこと。』に関して。

この粘菌コンピュータは、0か1かの2つの出力を出す通常のコンピュータに、処理速度は及ばないが、入力に対して粘菌だと1個で十通りの結果が出るので、正確な答を素早く・・ではなく、複雑な問題でいくつかの選択肢を示したり意外な発想を生んだりするコンピュータが期待されるのだという。

http://rblog-biz.japan.cnet.com/it_bigbang/2007/03/post_ccb1.html


粘菌がというと「風の谷のナウシカ」に出てきたのを思い出します。あの粘菌には心があったようです。
粘菌コンピュータが出来たとして、ナウシカに出てくる粘菌のように爆発的に繁殖したりしないのだろうかと心配になります。繁殖するにつれて処理能力も増えていき、人間よりも優れた知能を持つようになって…。と、よくあるSFのようなことを考えました。


この粘菌コンピュータは、0か1かの2つの出力を出す通常のコンピュータに、処理速度は及ばないが、入力に対して粘菌だと1個で十通りの結果が出るので、正確な答を素早く・・ではなく、複雑な問題でいくつかの選択肢を示したり意外な発想を生んだりするコンピュータが期待されるのだという。

http://rblog-biz.japan.cnet.com/it_bigbang/2007/03/post_ccb1.html


この辺りはどうかと思いました。通常のコンピュータが0か1かの2つの出力を基本回路にしているのは二進法で設計されているからで、10通りの結果を出すというのは十進法で設計するのと同じように考えられるからです。人間が通常十進法を使っているからといって、コンピュータも十進法にすればいいというものでもないでしょう。



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