Log of ROYGB

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ビッグスリー

「a day in the life of mercy snow」の3月後半から。

 アーサー・C・クラーク逝去(3/19)。

 ずいぶん前から体調がかなり悪かったようなのに、90歳まで大好きなスリランカで暮らせたのだから、大往生といっていいだろう。悠々自適とまではいかなかったらしく、晩年は続編だの共作だのを書きまくっていたけれど、医療費を捻出するためならいたしかたない。
 クラークは結局「2001年宇宙の旅」原作者として名を残すだろう。わたしは初期長編が好きだな。たとえば『渇きの海』とか。

http://www001.upp.so-net.ne.jp/mercysnow/LinkDiary/links08031.html


殊能先生も病気になったら作品を沢山書いてくれるんだろうかと、少し不謹慎な感想を持ちました。でもクラークが医療費を捻出するために作品を書きまくっていたというのは本当のかな。
共作に関しては映画でもスピルバーグが監督ではなくてもスピルバーグの名前で宣伝することがあるので、それと似たようなものかと思ってました。
2001年宇宙の旅」は映画が有名になりすぎたせいで、続編の「2010年宇宙の旅」も小説でなく映画の続編として書かれたりもしています。

スリランカは行ったことあるけど、自動車が左側通行というところにイギリスの影響を感じました。日本の古い車もそのまま走っていたし。
「楽園の泉」の舞台もスリランカをモデルにした島です。実際のスリランカは赤道上でなく、もう少し北にあるので軌道エレベータの基点には使えないのだけど。

そういえばクラークは日本にも来たことがあるはず。SF大会のゲストに呼ばれたのだったか。少し前にNHKの番組で見た記憶があります。