路線バス

昨日バスに乗ったら、観光バスみたいな座席だったので少し驚きました。観光バスと同じ車両を使った路線バスというのは、箱根や富士五湖の周辺で乗ったことはありますが。昨日のバスは、前だけでなく真ん中にもドアのあるいわゆる路線バスの車体なのですが、座席が前の方まで２列×２という配置になっていました。真ん中のドアの向かいに少しだけ横向きのシートはありました。そして補助席まであり、シートベルトも装備されていました。
この新車両は、おそらく今月からの道路交通法の改正に対応したものなのでしょう。高速バス以外でもシートベルトが推奨されているからです。座席の数は増えた代わりに、乗車可能な人数は今までの車両よりも少なくなりそうです。ただ、定員以上の乗車は厳密に考えると違法ではあるんですが。
他に、ベビーカーなどで乗車する場合に不便になるように感じました。今までの車両のようにベビーカーを固定できる場所というかスペース自体が無さそうです。このベビーカーに子供を乗せたままの乗車が、道路交通法上どうなのかというのもどうなんだろうというのも関連して出てくる疑問です。
ベビーカーを折りたたんだ場合でさえ、置き場所に苦労しそうです。これは車椅子でも同様で、そのままでの乗車や車椅子をたたんで座席に座る場合のどちらでも場所の問題がでてきます。もしかしたら一部残っていた横向きシートの部分がそういったことに対応できるようになっているのかもしれません。