Log of ROYGB

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1日

今日と言う日は普段とは違う特別な日のようだ。観念的な話ではなく、物理的な話としての特別。通常の1日は86400秒しかないところ、今日は86401秒あります。
これは「うるう秒」という、地球の自転時間の変動に対して原子時計が歩み寄る仕組みの為です。


日常の感覚としては1秒増えようが減ろうが全くわからないのでしょうが、これはどのくらいの長さまで気にならないのでしょうか。もし1時間くらい短くしても平気ならば1日を23時間で生活することも出来るのでしょうか。
1日を23時間で生活するメリットとして、通常の23日を24日としてすごすことができるということがあります。時間で計算すれば同じですが、日数が増えた分だけ得した気分にならないでしょうか。
デメリットとしては、通常の昼や夜とは異なる周期なので、暗い時期に起きていたり明るい昼間に寝たりすることがあるでしょう。
さらに、日付を増やしただけで月や年がそのままでは時間を得した気分を味わうというメリットが薄れるので、ここも独自の月や年によって生活すれば、世間とのずれはさらに激しくなります。*1


世間とのズレを無くす方法としては、ある程度の大きさのグループで同じ体制で生活するなどの方法があります。宇宙ステーションのような人工的な生活空間ならば、こういった時間の変更もわりと簡単かもしれません。

*1:もう少し別のやり方としては、1日の周期は通常と同じとして1年の周期を変えるというものがあります。これだと昼夜逆転のデメリットは解消されますが、メリットの感じられ方は弱くなるかもしれません。