両側のドア、片側のドア

電車には両側にドアがあるのに、バスには片方しかないのは何故だろうと考えました。電車の場合は、ホームの位置によって両側にあった方が便利というのは分かるのですが、ホームを片方に統一してドアも片方に統一したら経費削減になるような気もします。そういえば、デュアルモードビークルという道路と線路の両方を走れる乗り物があります。バスがベースになっていて、線路を走るための車輪などがついています。出入り口もバスと同様に片方しかないので、ホームの位置も合わせる必要があるようです。

バスの出入り口を両方にするということも考えられます。電車だけでなく、乗用車などの車も両側にドアがあります。ワンボックスなどで、後ろのドアが左にしかないものはあります。コストダウンの為でしょうか。
バスの場合も、おそらくはコストダウンの為にドアを片方だけにしているのでしょう。自動ドアだから単なるドアよりも高いだろうし、両方にする必要性もそれほど無さそうです。デュアルモードビークルなら、両側にドアがあるメリットもありどうですが。
日本の古いバスが海外で使われることもあります。右側通行の国だと、ドアの位置を逆にする改造がされています。中古で海外に売られた場合のことまでは考える必要はないとしても、新車での輸出もふまえてドアの位置を簡単に変更できるようになっていれば便利かも。

飛行機のドアは、世界的に左側に統一されているみたいですが、これは船がそうだったことからきているみたいです。*1

*1:右側にドアがある飛行機もあるようですが。