患者に支持される医師

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061110ddm041040162000c.htmlにある「愛媛・宇和島の疾患腎移植：万波医師を支持、患者らが会作る−話題：MSN毎日インタラクティブ」に関して。以前に病気で摘出した臓器を移植する で話題にした件の続報です。

愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院の万波誠医師（６６）らによる病気腎移植問題で、患者団体「えひめ移植者の会」会長の野村正良さん（５７）らが９日、愛媛県庁で記者会見。野村さんは自らが万波医師の執刀で００年、病気腎の移植を受けたことを明らかにし、「経過は順調。批判の声が高まり、このまま病気腎の移植が止まるのは残念だ。どの程度の病気腎が移植に使えるのか、医学的な指針を検討してほしい」と語った。

患者に訴えられる医師の多い中で、問題が起こったときに患者に支持されるこの医師は幸せだと思います。また、単なる幸運で支持されたわけではなく、それに値する何かがあるのでしょう。ただ、医師免許を持たないニセ医者でも患者からいい先生だという評価を得ることもあるので、それだけで問題がないと言い切ることもできないと思います。

それから腎臓の移植の場合は、心臓死を待ってからでも間に合うので脳死が必要な臓器よりも手に入りやすいような気もするのですが、そうでもないのでしょうか。