Log of ROYGB

はてなダイアリーが廃止されるので、引っ越しました。

困った時のイワシの頭

http://d.hatena.ne.jp/michiaki/20061220#1166624988の「信仰告白」に関して。

ぼくは、この世界には、なにか超越的な存在、いわゆるところの神、が存在していることを信じているようです。

リンク先に書かれているような考え方をすれば、信仰が無いという人の方がむしろ珍しくなりそうな気がします。例えば、おみくじを引いて、大安だったらよろこんで仏滅だったらがっかりするのは、「何か」を信じているからなのではないでしょうか。他にもお守りを持っていたり、初詣に行ったり、お賽銭を投げたりする人は、何かを願っているわけです。まあ、付き合いとして初詣に行くけど何も願わない、時間調節の為に数でも数えているとでもいうのなら話は別です。

福引をする時や、スクラッチくじをこする時に「当れ」と願うことと結果には何の因果関係もありません。それでも願うとしたら何故なのでしょう。

自分の知り合いが事故にあったときに「どうか無事でいてほしい」と祈るとしたら、何に祈っているるのでしょうか。


科学にも「信じる」ということは含まれています。原因と結果という因果関係が成り立つというのは、必ずしも証明されたわけではありません。現に量子サイズでは因果律は成り立たない場合もありますが、それでもある種の法則性はあります。何らかの現象に対して、その原因を解明する場合、因果律を信じることが前提になっています。
他には、「オッカムの剃刀」なんかも科学に関係する信仰といってもいいと思います。