Log of ROYGB

はてなダイアリーが廃止されるので、引っ越しました。

困ったときの

はてなブックマークで紹介されていたhttp://d.hatena.ne.jp/tomoya/20070612/1181645467の「日々、とんは語る。 - 新しいホームレス。」に関して。

今、クローズアップ現代でやっている、満喫に寝泊まりして過ごす日雇い中心の若者の話だけど、住所がないから良い仕事に就けないとか、お金が貯まっていないから日雇いを続けるしかないとか言ってるけど、結局は自業自得でしょ。

つまるところ、助けてくれる友達がいないのが原因ですよ。僕なんか、せっぱ詰まった時に1ヶ月くらいは食わせてくれそうな知り合いが最低でも5人はいますよ。仕事を紹介してくれる人も知ってますよ。

http://d.hatena.ne.jp/tomoya/20070612/1181645467


これは立場を入れ替えると、友達が転がり込んできたときには食わせてあげるのだろうかなんてことを考えました。友達が沢山いる人は、誰かが転がり込んでくる可能性も高いわけでいろいろ大変そうです。それとたいして親しくも無い人が頼ってくるいわゆる「押しかけ厨」のようなことも心配です。小説ですが氷室冴子のたった一度だけファンレターを送った読者のところに居候する作家の登場する話がありました。
ブックマークのコメントでは、リンク先の意見を否定的に語っているものが多いですが、何かを頼るというのはそれほど極端な意見でもないと思います。似たような内容で、親を頼るべきと書いているのはhttp://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_85af.htmlにある「たけくまメモ フジでオマイラキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 」です。

でも最初に映った「27歳アニメーター志望で現在フリーター」なんかは、一応アパート住まいだし、九州の実家はちゃんとしてるっぽいので、とりあえず実家に帰ればいいと思うんだけどな。アニメキャラの絵をたくさん描いてて、いろんなスタジオに持ち込みに行ってはどこからも断られるというのを繰り返してきたらしい。

http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_85af.html


ただ、親子や親戚でも頼りになるかというと、そうでない場合もありそうです。以下に引用するのは嫁姑の問題にも思えますが、集まった親戚一堂の誰一人として姑を引き取ろうとはしなかったそうです。

「出ていって下さい」


 県内に住む80代の姑(しゅうとめ)が、60代の嫁にそう告げられたのは3年前。死んだ息子の四十九日の法要が終わった後だった。


 子供たちは独立し、夫は他界。嫁は姑との2人暮らしを続けることを強く拒んだ。


 「結婚を反対され、いじめられた」。姑はとっくに忘れたことだが、嫁の心のわだかまりは消えていなかった。嫁は長年たまった姑への不満を吐き出した。


 「ひとでなし」と嫁を「鬼嫁」呼ばわりする姑の親類も姑を引き取ろうとはしない。今年初め、家族や親類が集まった。嫁、姑、親類は互いに目も合わせようとせず、ぴりぴりした空気の中、姑が年金で暮らせる施設に入ることが決まった。

http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000707160001


誰かを頼りにしたり頼りにされたりということが出来る人は、それだけでも恵まれている方に入るのかもしれません。