Log of ROYGB

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罪を憎んで人を憎まず

はてなブックマークからhttp://d.hatena.ne.jp/kechack/20070929/p1の「Munchener Brucke - 体罰容認論の息の根を止めろ!−時津風部屋力士死亡」に関して。

 私の仮想敵の一つに「体罰容認論」がある。こういう事件があると多くの人は非難の声を挙げるが、しばらくすると人々はそんなことなかったかのように忘れ、「俺もよく殴られた。今は感謝している」「若者を厳しく鍛えろ」「鉄拳制裁上等」みたいな威勢のいい一般ピープルの声がこだまするようにある。それが日本の現実だ。

http://d.hatena.ne.jp/kechack/20070929/p1


体罰容認の息の根を止めろ」ではないあたりに論理の一貫性を感じました。

体罰を良くないものだとする場合に、「体罰」という言葉を使うこともあまり良くないのかななんてことも思いました。「罰」という言葉から正当な行為であるという印象を受けるからです。正当な罰としての体罰は存在しないとして、体罰の禁止を暴力行為の禁止などと言い換えると、悪いことだという印象が強まるように思います。

法律に違反した場合に、法の定める刑罰か科せられるのは法律上しかたのないことです。しかし、法律と関係なく自分勝手に罰と称して何かをするよとは良くないことではないでしょうか。