Log of ROYGB

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ラフノールの鏡2

ラフノールの鏡」で書いた話とも関連しますが、ラフノールの鏡を使って1000光年以上の行程を楽々こなす描写がでてきます。これは「オメガ」でもそうですが、もっと昔ではそんなことはなかったはず。帝国の時代で、クーガーに説明している時はテレポートよりは遠くへ行けるけれども数十光年程度だったような記憶があります。
これは矛盾というわけではなく、どこかの時点でブレイクスルーがあったのではないかと想像しています。それまで知られていなかった新しい移動手段によって、速度や移動可能距離が画期的に改善されたとか。


対探知フィールドが普通に使われていることの方が気になりました。もう少し後の時代の「魔術師の鏡」では、反乱軍の使うミストラスの亜空間フィールドに驚いていますが、対探知フィールドが使われているなら少なくとも探知できないということには驚かないはずだからです。


そういば鏡の欠点として探知されやすいというのがありますが、今回あまり気にしないで使っています。軍に追われているとかでもなければ気にする必要も無いのかも。それにしてもシリアスな過去の話に対して対照的にほのぼのムードです。