変身のパターン
http://d.hatena.ne.jp/mattune/20110201/1296514455の「マギカまどかはキューティーハニー - まっつねのアニメとか作画とか」を読んで、ハニーは戦う変身少女ではあるけれど、何にでも変身できるというのがひみつのアッコちゃんのような魔法少女のパターンに近く、決まったものに変身する変身ヒーローとは少しずれているかもしれないとか考えました。
変身のパターンとして、
１．決まったものに変身
２．いろんなものに変身
というのと、
Ａ．着替えや変装で変身
Ｂ．魔法や超科学の力で変身
という２種類の規準で分けると、セーラームーンやプリキュア、仮面ライダーやウルトラマンなどいわゆる変身ヒーロー、ヒロイン物は１−Ｂで、ハニーは２−Ｂ。
それぞれのパターンに何があてはまるのかをちょっと考えてみました。ついでに分類名も。
１−Ａ アメコミヒーロー型
スーパーマン、バットマン、スパイダーマンのようなアメコミヒーローがそうです。超人的な力はあっても、変身は基本的に着替えによるものです。
日本だとキャッツアイや、快傑ズバットも確かそうです。着替えのシーンは出てきませんが、脱いだスーツをギターに隠したりがズバットにはあった気がします。
１−Ｂ 日本ヒーロー型
魔法や超能力的なものや科学的な装置によって変身します。仮面ライダー、ウルトラマン、キカイダー、戦隊物など日本のヒーローはたいていこのタイプです。アメコミでも超人ハルクとかはこっち。
セーラームーンやプリキュアもそうだし、魔法少女でもクリィミーマミやペルシャなどは決まったものに変身します。
決まったものが１種類の場合もあるし、パワーアップなどで複数の変身が可能な場合も多いです。最近だと仮面ライダーＷ、古くはレインボーマンとか。
ただし、仮面ライダーの原作マンガではヘルメットをかぶるようにマスクをかぶっているので１−Ａになるかもしれません。
２−Ａ スパイ大作戦型
スパイ大作戦やルパン三世が思い浮かびますが、これは変身というよりは単なる変装かも。
（追記）かなり古いけど多羅尾伴内*1が、変装による変身物といってもいいかも。正体を明かす際の「あるときは○○、又あるときは○○…、しかしてその実態は…」というセリフはキューティーハニーでも使われている。
２−Ｂ 魔法少女型
魔法少女型とはしたけれど、ひみつのアッコちゃんやミンキーモモくらいしか思いつきません。ふしぎなメルモもここに入るかも。基本的には同一人物の年齢が変わる変身ですが、動物に変身というのも出てきたので。
８マンやサイボーグ００９の００８も特殊能力をつかって好きなものに変身できます。キュティーハニーも実際の変身はパターン化されているけれども、能力的には何にでも変身可能です。岩に変身というのも原作マンガにはありました。*2
*2:正確には友人を岩にして隠したが、自分はエネルギーが足りずに変身できなかった。そのあとで友人はハニーをかばって絶命。
