ケーキとお金
「平等の定義」*1は、お金というのは全く無くても大丈夫なわけではないのでケーキのたとえはちょっと違うかもと思いました。また、4つの分類は排他的でもなく現実の社会で行なわれていることをこのどれかに当てはめることもできそうです。
何でも等分に与える
どんなに働いても給料は変わらない。どこの会社でも、どんな職種でも、もちろん学歴も関係ない。
必要な人は多く配分される
子供がいる、配偶者がいる、介護の必要な親がいる、体に障害がある、などの理由で給料が多く支払われる。
好きな人ほど多くもらえる
仕事の質によらず、お金が欲しい人ほど多くの給料がもらえる。
特にお金がいらないという人は薄給で働き、お金が欲しくて仕方ない人は高給取りになる。
もらうために何か行動を起こす
お金をもらうために頑張って働いた人ほど多くの給料がもらえる。
逆にろくに仕事しない人はあまりもらえない。
http://anond.hatelabo.jp/20140913225911
最低賃金によってある程度の平等というか最低限の生活が確保される。そう考えると、最低賃金は何でも平等の方向にそった選択か。もしくは最低賃金で保証されている分がパンで、それ以上がケーキと考えてもいいのかも。他に何でも平等的なものとしては累進課税とか。
必要な人は多く配分は配偶者手当や扶養手当などの給料に加算される手当てや、税金を財源とする児童手当や障害者手当など。
お金が欲しいほど沢山はあまりないけれど、プロ野球選手の契約交渉であるとか、一般のサラリーマンでも転職によって収入アップあたりがこれに分類されるかも。転職は次のもらうために何か行動とも考えられるけど、もらうために何か行動としては残業手当や歩合給のほうがしっくりする感じ。