Log of ROYGB

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宇宙人と服装

「宇宙(そら)を超えて、つながる。」というマンガを読みました。ファーストコンタクトSFで、人間と似てるけど違う宇宙人が出てきます。

shonenjumpplus.com

 

人間と似てるけど違うというのは、SFでよく出てくる設定で、たとえば星新一の「親善キッス」は有名でしょう。
親善キッスでは地球人の宇宙船が別の星に着陸したところから始まりますが、人間とよく似た宇宙人は男女ともにミニスカートを着ています。このミニスカートが、ラストで明らかになる設定を知ると、なるほどとうなずける理由があります。

「宇宙を超えて、つながる」にでてくる宇宙人ルミナスの服装は、フード付きのパーカーのようなものです。最初はフードによって隠された顔が出てくると、地球人にそっくりなことがわかります。
しかし、途中で明らかになる設定からすると、袖が付いていて腕が自由になる服装は、宇宙人の倫理観からはどうなんだろうと思わなくもありません。物をつかんだりするのは頭の触腕を使うのだし、腕は服の内側にしまっておくような服の方が、設定から考えた条件には合いそうです。
ただ作中では腕が外にでる服を着ているわけで、それは何でだろうと考えてみました。宇宙人にとってむやみに人に見せない手をポケットに入れた状態で、簡単に出せるようになっている理由がなにかあるはずです。
一つ目はトイレで使用する可能性です。人間の身体は排泄機関と生殖器が同じ場所にあるので、宇宙人でもそうなっているかもしれません。
もう一つは、そういうファッションだというものです。地球の服装でも、やたらと胸を強調した服は存在するし、コートの下は裸の変質者もいないわけではありません。
なので、宇宙人における過激な服装として、地球のパーカーみたいな服が存在するというものです。

みたいなことを読後に妄想したので、忘れないように書いておきます。