Log of ROYGB

はてなダイアリーが廃止されるので、引っ越しました。

麻婆豆腐は食べ物です

http://d.hatena.ne.jp/REV/20070409/p5の「REVの日記 @はてな - ぼくは、麻婆豆腐は食べられるけど、辛いカレーは駄目なんだ」とそこで紹介されているhttp://anond.hatelabo.jp/20070409142315の「てか、ラノベのどこがおもしろいんだかわからん。」に関して。

麻婆豆腐というのはもちろん比喩でしょう。それを承知で麻婆豆腐について何か書くならば、豆板醤などの唐辛子の辛さをベースにしたものと、山椒を使ったものではだいぶ印象が違うので、いちがいに麻婆豆腐が食べられるとはいえないかもと思いました。カレーについても似たようなことがいえるかも。ちなみにこの文に比喩的な意図は特にありません。
ライトノベルというジャンルについてはいろいろなところで書かれていて、つい最近も読みました。http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2007/04/post_1076.phpの「MORI LOG ACADEMY ライトノベル」です。以下に少し引用します。

具体的にどんなものなのかよくわからないが、「ライトノベル」という用語を聞く。最近の方がよく聞くようになった。カバーが漫画っぽく、中にも漫画っぽいイラストがあるようなものだろうか。ライトノベルをどう思いますか、とか、自作がライトノベルだと思いますか、とか、そんな質問もときどき受けるが、さあ、わからない。どちらでも良いし、特に関心はない。これは、質問の「ライトノベル」の部分を「ミステリィ」で置き換えてもまったく同じである。
 たとえば、ロックやジャズなど、現代のポップスのほとんどは、かつて「軽音楽」と呼ばれた。つまり、クラシックではない音楽のことだ。クラシックよりも、これらはライトだ、という認識だったのだろう。何がライトなのか、それはまったくわからない。芸術性が低いとは思えないし、何だろう、歴史的な重みだろうか、伝統の重さだろうか?

http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2007/04/post_1076.php

どちらかというとジャンルについて否定的な見解です。ただし、鉄道模型やオーディオのアンプの分類について尋ねたらまた違った答えが得られるかもしれません。違う対象について質問したのだから、答えが違っても不思議はないかも知れませんが。「小説」の「小」といのも同じようなものかもというというのも面白い視点だなと思いました。辞書で調べところでは、「小説」は坪内逍遥による novel の訳語のようです。