Log of ROYGB

はてなダイアリーが廃止されるので、引っ越しました。

NHK基礎英語の「異世界に転生したら伝説の少女だった件」を読む3

第三章は「The Gobrin Forest」で魔女ヘイゼルから手に入れたコンパスにしたがってゴブリンの森を進む3人ですが、休憩中にコンパスをなくしてしまいます。そのコンパスを手にしているのはフェネルというゴブリンでした。
ゴブリンからコンパスを取り返すために、ゴブリンに詳しい真矢の話を聞くために一時帰還するルナ。学校で真矢に会って、ゴブリンについて教えてもらう。
帰り道にネックレスを買ったアンティークショップに行こうとするが、そこはなんとアイスクリーム店に変わっていた。
ゴブリンの森に戻ったルナは、ゴブリンの性格に合わせた言葉でコンパスを取り返すことに成功して無事にゴブリンの森を抜けられた。ふたたび会ったゴブリンのフェネルは彼女に水晶玉を手渡すのであった。
今回登場したのはゴブリンのフェネルで、ヘイゼルと同様に植物の名前からとられているようです。そして二章では賢人のアドバイス、今回は真矢の助けで問題を解決するというパターンになっています。

 

NHK基礎英語の「異世界に転生したら伝説の少女だった件」を読む2

第二章は「The Witch Hazel」では、出発前夜の城でルナがアスターに自分は伝説の少女などではないと打ち明けます。アスターはルナを守ると約束はしてくれたものの、予定通り翌日には3人で出発する事に。
ドラゴンに渡す宝石を母親から託されたリリー王女は、囚われの隣国の王子ジョンクィルについての妄想を語ります。そしてゴブリンの森の入り口で、手助けを申し出る魔女ヘイゼルが登場しますが、代価として穴のあいた金色のコインが必用です。
しかしそんな変わったコインは無く、その日は森でキャンプすることになりますが、ルナはもとの世界に帰還してしまいます。
学校で賢人と話をして穴のあいた金色のコインは5円玉であることに気づいたルナは、ネックレスによって再び異世界へと旅立ちます。

ちなみにネックレスを買ったときにお釣りとして5円玉を受け取っているのは伏線なのでしょうか。またアスターは金貨だと思ったようですが、ヘイゼルは金色のコインと言っているのも英語のGoldとGoldenの違いからわかります。

 

NHK基礎英語の「異世界に転生したら伝説の少女だった件」を読む1

 去年は「オズの魔法使い」を英語で読んでみましたが、今年は「異世界に転生したら伝説の少女だった件」を読もうと思います。これはNHKの基礎英語でやっていたものをまとめたもので、音声データもNHKのサイトからダウンロードできます。
第一章「The Adventure Begins」は主人公の若月ルナが学校に行く前夜から始まります。中学二年の最初のクラスのシーンに続き、友達の真矢と週末に遊びに行った帰りにアンティークショップで緑色の石が付いたネックレスを購入。そしておそらくはネックレスのせいで異世界に転移してしまいます。
森の中に転移したら見知らぬ男にいきなり手紙を託されるというある種のご都合主義の始まりです。そして騎士アスターとも出会い、城に行く事になります。

音声の英語もわかりやすく、本を見ないでも理解できるくらいで、オズの魔法使いよりも簡単だと感じました。音声の時間は19分弱。

 

 

 

叙述トリックとSF

ちょっと前に「7分間SF」を読んで、SFでも叙述トリックのミステリーみたいな構造の話があるなあと 思いました。
たとえば最初に収録されている「カツブシ岩」は、最後まで読んでから少し前に戻って読み返すという叙述ミステリーを読んだ時にやるのと同じことをやりました。結末を知ってから再読すると、最初に読んだ時とは違う意味がわかってきます。

7分間SF (ハヤカワ文庫JA)

7分間SF (ハヤカワ文庫JA)

 

 

もっと古い話で「プラスティックのしゃれこうべ」や「眼鏡探し」というSF短編があるのですが、これらのラストの意味は読者にしかわかりません。つまり作中では謎のままなのですが、読んでいる読者にだけはわかるというのが、これまた叙述ミステリーとちょっと似ています。ただし読者を騙す要素はないので、その点は違います。

 

 

 

オズの魔法使いを英語で読む

 大航宙時代の次はもう少し簡単そうなのを読んでみようと思って、オズの魔法使いを選びました。ストーリーを知っているのと、子供向けなのでやさしい英語をつかっていそうだったからです。それとアマゾンで無料の本が見つかったからというのもあります。

 

登場人物のかかしはSCARECROWで、カラスCROWを怖がらせるSCAREという意味からきているようです。物語中でもカラスを相手に無双します。

ブリキの木こりはTIN WOODMANで、TINがブリキです。それからライオンはLIONですが、たいていはCOWARDLY LIONと臆病なというのが頭に付いています。
ストーリーについてはだいたい覚えていましたが、最後にグリンダのところに行く途中で陶器の町が出てきたのは記憶に無かったです。CHINA COUNTRYと書かれていますが、ここでのCHINAは中国ではなく陶器の意味です。

オズの魔法使いは続編もあって、アメリカにもどってきたオズ大王と再会したりもするはずです。
そういえば異世界に飛ばされるという設定は、今でいう異世界転生物とも共通しています。そして特徴的な仲間であるとか、かかしや木こり、ライオンといった名前ではなく普通名詞で呼ばれるところもありがちなパターンという感じもします。

 

「大航宙時代」の続編を原書で読む8

前回から1年以上も間が開いてしまって、前の部分を読み返したりもしましたが、22章から最後の25章まで。これでなんとか一冊を読み終えたことになります。

第22章 ダンサニー通り太陽系 2352年4月18日
ブリルとフリーマーケットを見に行くイシュ。新しい商品のショールの売れ行きは好調。他の店も見て回る。

第23章 ダンサニー通り太陽系 2352年4月18日
船内に戻ってシップスーツに着替えたイシュは、交代の時間よりも早めにベブのところに行く。最初は上司であるブリルの調子について、あとはイシュの持ってるイルカの彫刻も話題にのぼる。

第24章 ダンサニー通り太陽系 2352年4月18日
食堂に行って夕食を食べるイシュ。ピップと副業の話をして、石がかなり売れてもうかったということを聞く。サラとも話をして、彼女について何かを聞く。

第25章 ダンサニー通り太陽系 2352年4月19日
翌朝に食堂に行って、またピップと仕事の話。それから皆で出かけようという話になり、おとといのメンバープラスピップでステーションに外出。

 

roygb.hatenablog.com

 

和を以て貴しとなす

飛行機内では地上でのような自由な行動が制限されることもあるようです。

pilot-blog.net

 

マスク着用を拒否して、乗務員の言動に抗議した乗客は緊急着陸した飛行機から降ろされました。

this.kiji.is

 

自閉症の子供でも航空会社の判断で登場拒否されました。

www.nikkan-gendai.com

 

これは航空会社の判断ではないですが、強制送還の外国人が機内で暴れないように身体を拘束することも飛行機の安全運航の為には容認されると考えていいのでしょうか。

 

www.asahi.com

 

確かに飛行機内で騒いだりして周囲に迷惑をかける人は、おじさんでも子供でも、健常者でも病人でも、日本人でも外国人でも、排除してほしいなあと思わないでもありません。少し差別っぽくなってしまうのが気になるところではあります。