持ち込みの是非に関する男女差
はてなの一部で話題になっているよしもとばなな氏が居酒屋で持ち込みワインを飲んだ話に関して。
「人生の旅をゆく」という本に書かれていたものがhttp://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=60769&pg=20090808の『よしもとばななさんの「ある居酒屋での不快なできごと」』で紹介しされたことがきっかけのようです。
立場の違いによって意見が分かれるというのはよくあることで、よしもとばなな氏は３４歳の友人の意見を世代の差と判断しています。客側と店側という立場の違いもありますが、客であってもばなな氏と３４歳の友人では違うし、店側でも店長とバイト*1の女の子では意見が分かれます。
登場人物を男女に分けると意見がきれいに分かれます。
女性
- ワインを持ち込んで開けようといった友人
- よしもとばなな
- 気のいいバイトの女の子
男性
- 店長
- ３４歳の友人
店長の性別については、彼という代名詞が使われていることから判断しました。あと４人の友人もいたようですが、性別は不明です。それに引用された部分には特に描写がありません。
女性３人が持ちこみＯＫ派、男性２人が持ち込みＮＧ派と考えると、男女できれいに分かれます。
個人の感情を優先して持ち込みを容認するべきという考え方を女性的、決められたルールを守って持ち込みを認めない考え方を男性的、とするとステレオタイプな男女観と一致しそうです。感情は女性的で、理性は男性的といったような観点です。
*1:バイトであることをどうやって確認したのかという疑問はあります。バイトでない可能性もありますが、そうだとしても大きな問題はないだろうし、わかりやすさのために原文の表記に合わせてバイトとします。
