Log of ROYGB

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ツイートと炎上と解雇

アメリカの会社で問題のあるツイートが炎上した結果として解雇されたというニュースに関して。

140字の「つぶやき(ツイート)」で人生を台無しにする人が後を絶たない。米大手ネット企業の女性広報部長が、ミニブログツイッターに差別的な発言を書き込んで“炎上”し、すぐさま解雇される事態となり、波紋が広がっている。日本でもツイッターなどへの不適切な投稿が社会問題になっている。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/131225/amr13122509060004-n1.htm


日本でも似たような話はあるものの、ツイッターへの書き込みだけが原因で解雇というのは無いのではないかと思いました。たいていの場合は不適切な行動をして、その写真を投稿したことが問題になっています。
復興庁の職員の場合も、わりと長期にわたる書き込みに対する処分が停職止まりなので、アメリカのように1つのツイートで即解雇というのはまずないように思います。

日本でも6月に国会議員や市民団体を中傷する投稿をしていた復興庁幹部が停職処分を受けている。また飲食店やコンビニのアルバイト店員が店内で撮影した不適切な写真の投稿が相次ぎ、逮捕されたり、損害賠償を求められたりしたケースもあるなど、“バカッター”騒動として問題になった。


不謹慎なツイートが良くないという話と、ツイートだけを理由として解雇することの是非はまた別の話として考える必要があるのではないでしょうか。陰謀論的なことを考えれば、止めさせたい従業員が書いたように見せかけたツイートで解雇したりということが起きる可能性もあるし、エッチなマンガやアニメに関するツイートでクビになったりすることだってあるかもしれません。
違法行為が法にしたがって処分されたり、会社の場合でも禁固刑以上ならば解雇などの基準に従って処分するのではなく、その場の恣意的な判断で処分が決まるというのもあんまり良いことではなさそうです。