http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071127i314.htmの『「銀イオンで除菌」は効果なし、アース製薬に排除命令 社会 YOMIURI ONLINE（読売新聞）』に関して。
公取委によると、命令の対象は「銀イオン＋フッ素コートセボン」など４商品。昨年９月から今月までの間、「汚れ・ニオイの元を流すたびに除菌！」「１か月しっかり除菌コート！」などとパッケージに表示、トイレの給水タンクに置いておくと、配合された銀イオンが排水時に流れ出し、便器の表面のカビや雑菌を除去するとともに増殖も抑えるなどと説明していた。
これに対し、公取委が公的研究機関に依頼した調査で、４商品に銀イオンは含まれているものの、１回の排水時に流れ出る量は検出できないほど少ないことが判明。このため公取委では、表示されているような除菌効果は認められないと結論付けた。
銀イオンの抗菌効果は学術的に認められているが、一定濃度が必要で、菌の種類によっても効果に差があるという。公取委は今年６月にも、洗いおけに含まれた銀イオンや亜鉛イオンの効果により、台所や浴室の雑菌の繁殖が抑えられるなどとした表示をめぐり、製造元や販売元の計１３社に排除命令を出している。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071127i314.htm
記事にも書かれている通り銀イオンに殺菌効果があるのは確かですが、ほんの微量しか含まれていなかったようです。銀は高いからでしょうか。銅イオンでも殺菌効果はあるし、コストも安いと思うのですが銅よりも銀の方がイメージが良いのでしょうか。銀イオンで殺菌効果をうたった製品は沢山あります。
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