Log of ROYGB

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ワープ

ブックマークで紹介されていたhttp://alfalfa.livedoor.biz/archives/51375417.htmlの「大学キャンパス全体が突然無人島にワープしたら理系しか役に立たないアルファルファモザイク」に関して。
ワープした行き先が無人島というのが何だかなあと思いました。別の惑星とか、せめて未来の地球や過去の地球くらいにはして欲しいところ。
別の惑星に言ったと見せかけて、そこが過去や未来の地球だったという結末はありふれているけれども使えそう。
銀河ヒッチハイクガイドシリーズの「宇宙の果てのレストラン」で、別の惑星に移民する為の三隻の宇宙船に、職業別に分類された人たちが乗ってという話があったのを思い出しました。グループは「優秀な指導者や科学者、偉大な芸術家など」と「実際に何かを作ったり、何かをしたりする人」、それから「それ以外の全員」に分けられていました。
それ以外の具体的な職種として電話消毒係や広告屋の重役などが挙げられていました。


無人島に漂着するというシチュエーションならジョークなどでありふれている感じもしますが、男女や国別というのはあっても職業や専門別というのは無かったかも。

大学生が無人島に流れ着いたら

大学生の乗った船が遭難して無人島に流れ着いた。
天文学部の学生が、「太陽と星を観察してこの無人島の位置を確認しよう。」と言った。
それを聞いた文学部の学生が、「位置がわかったら救助を求める手紙に書いてビンに詰めて流すよ。」と答えた。
農学部の学生が「食べられる植物と探すよ。」と言えば、
水産学部の学生は「海で食べられる物を探そう。」と。
歴史学部の学生も「昔の人が使っていた石器や道具を作ってみる。」と材料を探しに行こうとした。
「ちょっと待った。君達は誤解しているかもしれないが、ここは無人島では無い。」
そう言った哲学部の学生の周りを、他の学生がとりまいた。
「それじゃあ誰かこの島にいるってことか?」
「勿論だ。」哲学部の学生は自身満々にそう言うと続けて、




「だって、我々がいるじゃないか。」と答えた。



宇宙の果てのレストラン (河出文庫)

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