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批判好き

批判好きな人と聞いて想像するのは、批判することが好きな人のことが多いような感じがします。批判されることが好きな人だとはまず思わないのだけれど、考えてみればこれは不思議です。批判することの正当性を認めて、批判が良いことであるという考えを持つ人ならば、批判することだけでなく批判されることも好ましいと感じるのではないでしょうか。


批判をすることだけを好む人は、批判自体が好きというよりは批判するのが好きと判断した方が良さそうです。でもどうして批判するのが好きなんでしょうか。批判することによって得られる何かが好きなんでしょうか。
ある目的があって、その為に批判をすると考えた場合に、別の方法で目的が達成できればそれでもかまわないわけです。批判を多くする人が他のことも多く行っていて、それらに共通する物が何かあった場合にはそれが目的と推測できるかもしれません。


批判という言葉の意味を辞書で調べると、必ずしも否定的な意味ばかりでもないようですが否定的な使われ方が多いともされています。英語だとcommenntには批判の意味もあるけどわりと中立的で、criticismだと日本語の批判に近い感じのようです。日本語のコメントの場合も「批判」のような否定的な意味はあまり無さそうです。ただしコメントにも批判的なものがある場合もあるので、批判の意味も含んでいると考えたほうが良いでしょう。


批判好きとは反対に、批判嫌いの場合は、批判するのが嫌いではなく批判されるのが嫌いと考えたほうが適当でしょう。そうすると、批判することが好きで批判されることが嫌いな人は、批判好きで批判嫌いということになりそうです。