それは何と呼ばれているか

東京都議会総務委員会で今日可決された青少年健全育成条例改正案を、主なニュースがどう呼んでいるかについてまとめました。

朝日新聞

過激な性描写のある漫画などを子どもに売れないよう規制する東京都の青少年健全育成条例改正案

http://www.asahi.com/national/update/1213/TKY201012130207.html

産経新聞

過激な性行為を描いた漫画やアニメの販売などを規制する東京都の青少年健全育成条例の改正案

http://sankei.jp.msn.com/life/education/101213/edc1012131408000-n1.htm

読売新聞

子どもの登場人物による露骨な性行為が描かれた漫画などの販売・レンタルを規制する東京都青少年健全育成条例改正案

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101213-OYT1T00472.htm

毎日新聞

過激な性行為を描いた漫画やアニメの販売などを規制する都青少年健全育成条例の改正案

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101213k0000e040060000c.html

共同通信

過激な性行為を描いた漫画やアニメの販売などを規制する東京都の青少年健全育成条例の改正案

http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010121301000306.html

読売が“露骨な”の他は“過激”という言葉を使っていたり、朝日が“性描写”としている以外は“性行為”だったりとかなり共通する部分があります。“漫画など”か“漫画やアニメ”であるとか“販売など”か“販売・レンタル”といった違いはあるもののだいたいは同じ。もう少し詳しくみていくと、“など”が続かないようになっています。つまり、漫画などの販売など、というようにはなっていません。
独自性としては朝日の“子どもに売れないよう規制する”や読売の“子どもの登場人物による露骨な性行為”あたりは、他よりも踏み込んだ表現になっています。