Log of ROYGB

はてなダイアリーが廃止されるので、引っ越しました。

承諾4割弱、承諾しない5割弱

内閣府の「臓器移植に関する世論調査」が発表されたことに対するニュースで、家族の臓器提供の承諾をタイトルのするところと承諾しないをタイトルにするところで別れました。


承諾4割をタイトルにしているところ
朝日新聞デジタル:家族の臓器提供 意思表示なくても、4割「承諾する」 - 社会」*1

時事ドットコム:臓器移植、家族の4割「承諾する」=本人意思不明でも−内閣府調査」*2


承諾しない割合をタイトルにしているところ
世論調査臓器移植提供 意思表示ないなら承諾せず49%− 毎日jp(毎日新聞)」*3

「臓器提供、本人意思不明なら「承諾せず」49% 科学 YOMIURI ONLINE(読売新聞)」*4

脳死臓器提供、家族の半数「承諾しない」 内閣府調査  :日本経済新聞*5

「臓器移植意思表示ない場合承諾せず50% NHKニュース」*6


タイトルに何をもってくるかの違いは、何を重視しているのかということの違いでしょうか。データからみると承諾が4割弱、承諾しないが5割弱になるわけで、多いほうの承諾しないをタイトルにするほうが自然といえば自然のように思います。あえて少ない承諾の方をタイトルにもってくるのには、何かしら理由があるのでしょうか。


(20日追加)
別の観点からのタイトルも見つけました。本人の意思が無い場合に臓器提供を承諾する、しないではなくて、本人の意思がある場合にどうするかをタイトルに持ってきています。


東京新聞:臓器提供 本人意思87%が尊重 内閣府調査政治(TOKYO Web)」*7