「大航宙時代」の続編を原書で読む5
13章から15章まで。前に読もうとして挫折したのがこの辺りだったような。ここまでで全体の半分とちょっと位。
第13章 ダンサニー通り太陽系 2352年4月3日
新しい勤務での始めての非常訓練。宇宙服の着用は問題なかったが、部署での作業について不明な点を上司のブリルに問い合わせる。
勉強中の教科を間違えて、スペック3の代わりにスペック1をやっていたことに気づくイシュ。こんなミスをする自分が今の環境の仕事をしていたら何かとんでもないミスをしてしまうのではと思い、ブリルのいる事務所に行って相談する。
第14章 ダンサニー通り太陽系 2352年4月3日
イシュのブックマークをいじったのがフランシスだったことがわかって、彼を呼び出して確かめる。とりあえずの一件落着。
食堂での食事をしてピップとサイドビジネスについての相談。前に仕入れた糸の使い道として、ショーンが編み物を提案。彼がサラとタバタに教えて、ダンサニー通り太陽系のステーションに到着までの十日でショールを作って売ることになった。
第15章 ダンサニー通り太陽系 2352年4月13日
寄航予定のダンサニー通り太陽系は企業が所有する星ではなく連邦政府所属のため、船長から社会の慣習についての注意があった。編み物チームは順調に製品を製作中で、糸が足りなくなる心配もでてくるほど。
寄航中のシフトは12時間勤務後に24時間のオフで長時間の勤務になるけど、エネルギーなどはステーションから供給されることもあって勤務中でもコンソールにはりついている必要は無く、連動されたタブレットを持ち歩けば船内のどこに行ってもいいと聞かされて安心するイシュ。勤務中に勉強する予定だと言って上司のブリルを驚かせる。ショッピングに関する注意事項が男女が組みになって店に行く必要があるという不思議なもの。
イシュは寄航後すぐの12時間勤務になったので、外出は次の章に持ち越しか。